遺産分割協議では、相続人間で対立が激化することが少なくありません
遺産分割では、すべての相続人の合意が必要となることに加え、特に肉親同士の争いですから、一旦、誰かが感情的になってしまうと収まりがつかなくなってしまうのです。その結果、相続人が当事者同士で話し合っても埒が明かず、争いは長期化し、精神的に消耗してしまうことも珍しくありません。紛争化する具体的な例として、次のような事案が考えられます。
・兄弟から、納得できない内容の遺産分割協議書に判を押すように求められた
・母と姉が結託して、自分に不利な遺産分割を進めようとしている
・遺言書が見つかったが、本人が作成したのか、疑わしい
また、次のような場合は、争いに発展する可能性が比較的高いと言えます。
・相続人同士の仲が悪い場合
・相続人同士が疎遠で、長い間会っていない場合
・被相続人と相続人の一部が、生前から結託しているような場合
相続争いが発生してしまった場合や、揉めそうな場合、まずは弁護士にご相談ください。
弁護士は、客観的な状況を把握した上で、あなたが望まれる相続を実現するお手伝いをしていきます。当然、法定相続(法律で定められた相続のルール)が基本になりますが、実際の遺産分割の現場では、生前の事情などによって、これを調整することが必要になります。そのためには、最終的に調停や裁判を見据えて、客観的な証拠を集め、法律に基づき、説得力のある主張を組み立てなければなりません。
相続財産の概要、親類縁者や被相続人の生活状況等々、より多くの情報があればあるほど、適切かつ迅速な対応が可能となります。
皆様の円滑な遺産相続実現のため、初回相談30分無料とさせていただいております。